今月のM&A状況

2021年10月のM&A状況

2021年11月2日

ENEOS、再エネ大手を2,000億円で買収

10月のM&A市場では、IN-OUTで、ENEOSが、新興企業で再生可能エネルギー大手のジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)を買収する。金額は2000億円。


IN-INでは、電通グループが、セプテーニ・ホールディングスを買収する。
OUT-INでは、豪証券取引所上場で鉱業、金属事業のサウス32が、住友金属鉱山、住友商事からチリ・シエラゴルダ銅鉱山の権益を約2498億円で譲り受ける。




10月は378件


10月の件数は378件で、前年同月比41件、10.6%の増加となった。

マーケット別ではIN-INが305件、前年同月比16.9%増、IN-OUTは51件、同4.1%増、OUT-INは22件、同18.5%減だった(表1参照)。

金額は1兆521億円、前年同月比17.5%増加した。金額トップは、豪サウス32による住友金属鉱山、住友商事からのチリ・シエラゴルダ銅鉱山の権益譲り受けで、金額は約2498億円(表2参照)。


 




※IN-IN(イン・イン):日本企業同士のM&Aをいう。

※IN-OUT(イン・アウト):日本企業による外国企業へのM&Aをいう。 一般的には、アウトバウンドM&Aともいう。

※OUT-IN(アウト・イン):外国企業による日本企業へのM&Aをいう。一般的には、インバウンドM&Aともいう。

※当事者とは、
合併では存続会社を当事者1とし、相手側を当事者2とする。新設合併や株式移転による完全親会社設立では、会計処理で取得企業になる側を当事者1とする。
買収、資本参加、出資拡大では株式の取得側を当事者1とする。対象企業を当事者2とする。
事業譲渡では、資産などの取得者を当事者1とし、相手側を当事者2とする。既存事業の統合では、事業規模の上位の企業を当事者1とする。


※本記事は株式会社レコフデータより提供を受けています。


出所:株式会社レコフデータ MARR Online[マーケットを読む ~今月のM&A状況~] (2021年12月号)より