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2023年3月のM&A状況
2023年4月11日
JIPなど国内連合、東芝を2兆円買収
3月のM&A市場では、IN-INで、日本産業パートナーズ(JIP)を中心とする国内連合が東芝をTOBにより買収する。金額は最大1兆9987億円。IN-OUTでは、三井住友銀行がベトナムのVPバンクに約1831億円相当を出資し、15%の株式を取得する。
OUT-INでは、ENEOSホールディングスの傘下のJX金属が保有するチリ・カセロネス銅鉱山をカナダの銅鉱山大手に約1235億円で売却する。
3月は345件
1-3月の件数合計は929件で、前年同期比18.0%の減少となった。
※IN-IN(イン・イン):日本企業同士のM&Aをいう。
※IN-OUT(イン・アウト):日本企業による外国企業へのM&Aをいう。 一般的には、アウトバウンドM&Aともいう。
※OUT-IN(アウト・イン):外国企業による日本企業へのM&Aをいう。一般的には、インバウンドM&Aともいう。
※当事者とは・・・
合併では存続会社を当事者1とし、相手側を当事者2とする。新設合併や株式移転による完全親会社設立では、会計処理で取得企業になる側を当事者1とする。
買収、資本参加、出資拡大では株式の取得側を当事者1とする。対象企業を当事者2とする。
事業譲渡では、資産などの取得者を当事者1とし、相手側を当事者2とする。既存事業の統合では、事業規模の上位の企業を当事者1とする。合併では存続会社を当事者1とし、相手側を当事者2とする。新設合併や株式移転による完全親会社設立では、会計処理で取得企業になる側を当事者1とする。
買収、資本参加、出資拡大では株式の取得側を当事者1とする。対象企業を当事者2とする。
出所:株式会社レコフデータ MARR Online[マーケットを読む ~今月のM&A状況~] (2023年5月号)より