レコフデータ主催

マールオンライン主催(第58回)

2023年3月24日

【マールM&Aセミナー】
カーブアウトM&Aの全体像を理解する
~解説本「ストーリーで理解するカーブアウトM&Aの法務」から法務・ガバナンス面を中心として~
第一線で活躍する一流の専門家が講師となり、実務に直結したノウハウを伝授

本セミナーは、マールの誌面にご登場いただいた実務家、研究者などM&Aの専門家、事業会社のトップを講師としてお招きし、実務上の留意点、成功に導くポイント、M&Aの全体プロセスと意思決定手続きなどについてご講演いただくイベントです。


セミナー概要
第58回 カーブアウトM&Aの全体像を理解する
上場企業は、コーポレートガバナンス・コード(以下「CGコード」といいます。)及び経済産業省「事業再編実務指針」により、事業ポートフォリオの見直しが求められており、中でも不採算事業を中心とする、自社にとって「ベストオーナー」とはいえない事業については、事業の切出しを伴う「カーブアウトM&A」の実施が期待されていますが、その難しさからあまり進んでいないのが実情です。

本講義では、講師が上梓した「ストーリーで理解するカーブアウトM&Aの法務」(中央経済社、以下「本書」といいます。)をもとに、スタンドアロンイシューを中心とするカーブアウトM&Aの法務上の問題点について、メリハリをつけて解説します。本書を入手されていることを推奨しますが、入手されていない方でも理解できるように進めていきます。


主な内容
1.なぜ今「カーブアウトM&A」なのか
  • CGコード及び事業再編実務指針で求められる事業ポートフォリオの見直し
2.カーブアウトM&Aはなぜ難しいのか
  • 決断の難しさ
  • スタンドアロンイシュー
3.セラーズDDのポイント
  • なぜ売主は自社を知る必要があるのか?
  • セラーズDD実施の課題
  • 対象となるリソースの把握
  • 対象外事業への影響の把握
4.最終契約の作成・交渉のポイント
  • 吸収分割契約・新設分割計画
  • 株式譲渡契約
5.付随契約の作成・交渉のポイント
  • ライセンス契約
  • 移行サービス契約
想定される主な受講者
<こんな方におすすめ>
  • 事業会社の経営企画・事業企画担当者(M&A担当者)
  • 事業会社の財務・経理担当者
  • 事業会社の法務担当
  • 会社役員(社外取締役・社外監査役含む)
  • 投資銀行担当者
  • M&A仲介
  • 投資会社・VC
  • 弁護士
  • 会計士・税理士
開催概要
講座名
【マールM&Aセミナー】カーブアウトM&Aの全体像を理解する~解説本「ストーリーで理解するカーブアウトM&Aの法務」から法務・ガバナンス面を中心として~

開催日時
2023年4月25日(火)15時00分~17時00分

受講料(税込み)
■無料会員様
・27,500円
■有料会員様(M&A専門誌「マール」購読者)
・A/EXコース:8,800円
・Bコース:11,000円
・Cコース:27,500円
■レコフM&Aデータベースご契約者様
・8,800円
■M&A仲介協会 幹事会員様、正会員様
・8,800円

定員
50名(先着順)

※申込者本人のみのご参加に限らせていただきます。他にもご参加を希望される方がいらっしゃる場合、おひとり様ずつお申し込みをお願いいたします。
※IDごとにご参加の人数を制限させていただく場合がございます。
※お申し込み確認後、弊社担当者よりご連絡させていただきます。メールが届かない場合は、お手数ですが弊社までお問い合わせください。


開催形式
オンラインセミナー
※配信ツールは「Zoom」を使用いたします。

お申込み
当セミナーはマールオンライン主催です。
以下より詳細をご確認のうえ、お申込みください。

【マールオンライン主催】第58回 カーブアウトM&Aの全体像を理解する~解説本「ストーリーで理解するカーブアウトM&Aの法務」から法務・ガバナンス面を中心として~

※当セミナーの受講にはマールオンラインの会員登録が必要です。


講演者プロフィール
柴田 堅太郎 氏(柴田・鈴木・中田法律事務所 パートナー弁護士)
1998年   慶應義塾大学法学部法律学科卒業
2001年   弁護士登録(第一東京弁護士会)、長谷川俊明法律事務所入所
2006年   Northwestern University, School of Law卒業(LL.M.)
同年   長島・大野・常松法律事務所入所
2007年   ニューヨーク州弁護士登録
2014年   柴田・鈴木・中田法律事務所開設
2021年   令和4年度・5年度 司法試験・予備試験考査委員(商法)

主要取扱分野:M&A、ジョイントベンチャー、エクイティファイナンス、企業の支配権獲得紛争などのコーポレート案件を中心として、企業法務全般を取り扱う。また、コーポレートガバナンスの知見を生かし、企業の社外役員を務める。主要著書として、「中小企業買収の法務―事業承継型M&A・ベンチャー企業M&A」(2018年、中央経済社。同年度M&Aフォーラム賞正賞受賞)がある。


中田 裕人 氏(柴田・鈴木・中田法律事務所 パートナー弁護士)
1999年   東京大学法学部卒業
2001年   弁護士登録(第一東京弁護士会)、長島・大野・常松法律事務所入所
2007年   University of Washington, School of Law卒業
(LL.M. in Intellectual Property Law and Policy)
同年   Kirkland & Ellis LLP(Chicago)勤務
2008年   長島・大野・常松法律事務所復帰
2014年   柴田・鈴木・中田法律事務所開設
2016年   第一東京弁護士会 総合法律研究所 知的所有権法研究部会 部会長(現職)
2018年   JP-DRP(ドメイン名紛争処理方針)裁定例研究専門家チームメンバー(~2019)
2022年   日本知的財産仲裁センター 調停人・仲裁人・判定人候補者(現職)

主要取扱分野:ライセンス契約その他の知的財産権関連契約、知的財産権紛争、M&Aにまつわる知財戦略・知的財産DD、発信者情報開示請求・削除請求などの知的財産権案件を中心として、企業法務全般を取り扱う。著書として、「事業をサポートする知的財産実務マニュアル」(共著)(2015年。中央経済社。)がある。