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2022年6月のM&A状況
2022年7月4日
三井住友FG、SBIHDと提携。796億円出資
6月のM&A市場では、IN-INで、三井住友フィナンシャルグループが、SBIホールディングスと資本業務提携した。796億円を出資する。IN-OUTでは、積水ハウスが、戸建住宅の米チェスマー・グループの傘下のチェスマー・ホームズなど計4社を買収する。
OUT-INでは、蘭アクゾノーベルが、関西ペイントの南アフリカとモーリシャスの塗料製造販売子会社2社を買収する。
6月は334件
6月の件数は334件で、前年同月比14件、4.4%増加した。
マーケット別ではIN-INが259件、前年同月比6.1%増、IN-OUTが53件、同3.9%増。OUT-INは22件、同12.0%減少した(表1参照)。
金額は5211億円、前年同月比6.8%増加した。金額トップは、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)によるSBIホールディングス(SBIHD)への資本参加で796億5000万円(表2参照)。
1-6月の累計件数は2203件、前年同期比3.1%増、金額は6兆2416億円、同26.6%減少した。
※IN-IN(イン・イン):日本企業同士のM&Aをいう。
※IN-OUT(イン・アウト):日本企業による外国企業へのM&Aをいう。 一般的には、アウトバウンドM&Aともいう。
※OUT-IN(アウト・イン):外国企業による日本企業へのM&Aをいう。一般的には、インバウンドM&Aともいう。
※当事者とは、
合併では存続会社を当事者1とし、相手側を当事者2とする。新設合併や株式移転による完全親会社設立では、会計処理で取得企業になる側を当事者1とする。
買収、資本参加、出資拡大では株式の取得側を当事者1とする。対象企業を当事者2とする。
事業譲渡では、資産などの取得者を当事者1とし、相手側を当事者2とする。既存事業の統合では、事業規模の上位の企業を当事者1とする。合併では存続会社を当事者1とし、相手側を当事者2とする。新設合併や株式移転による完全親会社設立では、会計処理で取得企業になる側を当事者1とする。
買収、資本参加、出資拡大では株式の取得側を当事者1とする。対象企業を当事者2とする。
出所:株式会社レコフデータ MARR Online
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~] (2022年8月号)より
[マーケットを読む ~今月のM&A状況~] (2022年8月号)より