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2023年4月のM&A状況
2023年5月1日
キリンHD、豪の健康食品会社を買収
4月のM&A市場では、IN-OUTで、キリンホールディングスが、豪証券取引所上場で健康食品事業のブラックモアズを1692億円で買収する。IN-INでは、イオンがいなげやを買収し、その後、マルエツなどを傘下にもつユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの完全子会社とする。
OUT-INでは、米ゴールドマン・サックスが、タクシーアプリ「GO」提供のGO(東京)に100億円を出資する。
4月は375件
IN-INでは、イオンが、いなげやを11月をめどに買収する。出資比率を17.01%から51%を上限に高める。その後、2024年11月をめどにいなげやを、マルエツなどを傘下にもつユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの完全子会社とする。1兆円のスーパーマーケットグループとしてスケールメリットを活かした新たなビジネスモデルへの進化を進める。
※IN-IN(イン・イン):日本企業同士のM&Aをいう。
※IN-OUT(イン・アウト):日本企業による外国企業へのM&Aをいう。 一般的には、アウトバウンドM&Aともいう。
※OUT-IN(アウト・イン):外国企業による日本企業へのM&Aをいう。一般的には、インバウンドM&Aともいう。
※当事者とは・・・
合併では存続会社を当事者1とし、相手側を当事者2とする。新設合併や株式移転による完全親会社設立では、会計処理で取得企業になる側を当事者1とする。
買収、資本参加、出資拡大では株式の取得側を当事者1とする。対象企業を当事者2とする。
事業譲渡では、資産などの取得者を当事者1とし、相手側を当事者2とする。既存事業の統合では、事業規模の上位の企業を当事者1とする。合併では存続会社を当事者1とし、相手側を当事者2とする。新設合併や株式移転による完全親会社設立では、会計処理で取得企業になる側を当事者1とする。
買収、資本参加、出資拡大では株式の取得側を当事者1とする。対象企業を当事者2とする。
出所:株式会社レコフデータ MARR Online[マーケットを読む ~今月のM&A状況~] (2023年6月号)より